ミュージカル
十二夜

原作:ウィリアム・シェイクスピア

翻訳:小田島雄志

脚本:堀越真

演出:鵜山仁

作詞:斉藤由貴

音楽:八幡茂

振付:セルジオ・トルヒーヨ

日程:2003年10月5日(日)〜11月24(月)

会場:帝国劇場

主な配役(敬称略)

ヴァイオラ/シザーリオ 大地 真央
オリヴィア 愛華 みれ
オーシーノー公爵 鈴木 綜馬
ネコ 本田 美奈子
道化 川崎 麻世
セバスチャン 岡 幸二郎
マルヴォーリオ 上条 恒彦
マライア 鷲尾 真知子
サー・トービー 安崎 求
フェービアン 治田 敦
サー・アンドルー 山形 ユキオ
アントーニオ 越智 則英
レオナート 秋川 雅史
観劇日:10月5日(日) 17:00 〜 2階I列12番

あらすじ
クーデターにより故国を追われたヴァイオラとセバスチャンは嵐の夜に海賊に襲われ海へ投げ出される。イリリアの海辺に打ち上げられたヴァイオラは男装してシザーリオと名乗り、領主オーシーノ公爵の小姓となる。オーシーノ公爵は伯爵令嬢・オリヴィア(愛華さん)に思いを寄せており、日々熱い想いを伝えるがいい返事はもらえない。

シザーリオの初々しい美しさに目をつけた公爵は彼を恋の使者としてオリヴィアのもとに遣わすのだが、なんとオリヴィアがシザーリオに一目惚れをしてしまう!一方、ヴァイオラもオーシーノ公爵を愛してしまったが、彼女を男(シザーリオ)だと信じている公爵に想いを打ち明ける事ができない。

そしてヴァイオラの双子の兄・セバスチャンがイリリアにたどり着きこの恋の騒動に巻き込まれていく....。


感想

客席に着いてまずビックリ!なんと銀橋がありました(驚)!!舞台装置は真っ白でフットライト(舞台の足元のライト)にも 貝殻の形をしたカバーがかかっていてかなりカワイイ。話自体はエピソードはそんなに多くない割に長くて(特に1幕)チョット疲れてしまいました。1幕1時間45分、休憩30分、2幕1時間........って1幕はレミより長いじゃん(笑)!

シェイクスピアの言葉遊びにこだわったのはいいけれど、それが単なるオヤジギャグ(しかもかなり寒い)の応酬になってて、観ているうちに疲れてのはそれも原因かもしれません。アンサンブルさんはダンサー中心になっているのでかなり見ごたえのあるダンス場面がありますが、それにしても回数が多すぎ&長すぎると思いました。ダンス場面では哲さん(吉川哲さん)や水野さん(水野栄治さん)が目立ってます。あとお名前は判らなかったのですが、アクロバティックなフライングをみせてくれた女性ダンサーさんがいました。衣装の雰囲気も含めて『夢から醒めた夢』の遊園地の場面に似てて、その辺りはチョット苦笑してしまいましたが(^^;;

歌は男性陣にかなり歌える人をそろえていたにもかかわらず、(綜馬さん、岡さんは言うに及ばずですが、特に今回が初ミュージカルとなる秋川雅史さん、オペラでも活躍なさっている越智則英さん、治パパ(治田敦さん)、安崎さん、上条さんなど)女性陣が(以下略).......。実は思っていたより『真央さんオンステージ!』になっていなくてホッとしたというのが正直な感想なんですが(汗)。まだ初日ということでお芝居なんかは固まってないのか、段取りだけで精一杯な印象を受けたので、これからこなれてくるともっと面白くなると思いました。ただし、受け狙いのアドリブ合戦にならないように祈りますが。

それにしても皆さん製作発表やチラシと衣装が変わりすてビックリしてしまいました。真央さんの製作発表の衣装なんて出てこなかったし。......ってこれはパナマ・ハッティーもだったけど(^^;;。タモちゃん(愛華さん)のカツラはピンクだわ、岡さんのカツラはブロンド(というかオレンジ)だわ、安崎さんなんて元の顔分かんないメイクでした(笑)。

ここからはメインの方の感想を少し。

真央さん:思ったよりキャンキャンしてなくて一安心。(あぁ、初っ端から毒含んでてスミマセン)。男装してる場面の方が長いからずっと声が低くく、低いトーンのほうがセリフも歌も心地よかったです。幻想の場面での早替わりはさすがです。

綜馬さん:出番が少ない(涙)。でもいいソロはあるし、見せ場はあるしいい役だと思います。個人的には衣装を着崩した場面が色っぽくて好き(爆)。真央さんと顔を近付けて離す場面があるのですが、真央さんのお顔がものすご〜〜く小さいものだから、相対して綜馬さんのお顔が大きく見えてしまって(以下省略)。

岡さん:一幕冒頭で岡さんが出てきますが、この時の立ち回り(一瞬だけど)がカッコいい!今更ながら岡さんってホントに2枚目。ブロンド(というよりオレンジ色)のロングのカツラも似合ってて、これがほんのチョット前までジャベだった岡さん?!

タモちゃん(愛華さん):歌、頑張って〜!特に2幕頭(ちょっと衣装は....ですが。周りのダンサーの衣装がレスリングのユニフォームみたいだったのはなぜなんだろう?)は見せ場なんで頑張って欲しいです。伯爵令嬢にあるまじき言動には笑わせてもらいました。ウエディングドレス姿は文句なしに綺麗!白いドレスなのにラインが水色で取ってあって、セバスチャンの水色の衣装と似合っててとても素敵。

川崎さん:シンストの王様のイメージだったので、軽々とした動きにまずビックリ!道化役ということで客席に問い掛けたり、お芝居の中に入ったりと大忙しでしたね。メイクもパンフと大幅に変わっていて始めは誰かわかりませんでした(^^;;

本田さん:仕草がホントに猫っぽくてカワイイ!ただあの膝のサポーターだけはなんとかして(><)。色も当てる部分の形も衣装と合ってない〜!(後にこのネコはオリヴィアの飼い猫なのでオリヴィアの衣装についているハートのモチーフとおそろいにしていることが判明。)

安崎さん、治田さん、山形さん:3人まとめてでスミマセン(^^;;。観ていてなにか見覚えがあるなぁ〜と思ったら、3人揃うと信号機のようになっちゃうのでした(衣装の色ね)。ちなみに安崎さん:赤、治田さん:緑、山形さん:黄色です。 治田さんの♪お楽しみはぁぁぁ〜が耳から離れません(笑)。

越智さん:出番は少ないですが、いいお声でインパクト大。さっすが『二期会』に所属されているだけの事はあります。人物相関図を読むまで「船長」とは思いませんでした(笑)。

秋川さん:1幕のアンサンブルのダンスの場面で、「チョット長いかも.......。」とボーっとしてしまったところに突き抜けるよな♪ダンス、ダンス、ダーーンスッ!の歌声。休憩時間に大急ぎでパンフチェックしたのは言うまでもありません。 あの歌声をしっかり意識して聞きたかった(><)

舞台を観ていて、衣装の配色が単色で構成されている人が多かったため、なんだか特撮ヒーローみたいだな〜と思いました。......休憩中に思わず「ミュージカル戦隊・十二夜!」などといってネタにしてしまいました(笑)。

ミュージカル初心者からディープなファンまで多くの人に楽しんでもらえる作品だな〜と思いました。1回、う〜んと前のほうで観てみたかったです。





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