宝塚舞踊詩
花の宝塚風土記

作・演出:酒井 澄夫

作曲・編曲:吉田優子、鞍富 真一

日程:2003年6月27日(金)〜8月3(日)

会場:東京宝塚劇場

主な配役(敬称略)

芸名(ふりがな) 愛称
紫吹 淳(しぶきじゅん) リカちゃん
映美 くらら(えみくらら) エミクラちゃん
汐風幸(しおかぜこう) こうちゃん
彩輝直(あやきなお) サエちゃん
大空祐飛(おおぞらゆうひ) ゆうひ
霧矢 大夢(きりやひろむ) キリヤン
月船さらら(つきふねさらら) さららん
夏河 ゆら(なつかわゆら) ユラさん
光樹 すばる(こうきすばる) ウーちゃん
美々 杏里(みみあんり) ちずさん
紫城るい(しじょうるい) ルイルイ
北翔海莉 みっちゃん
城咲あい あいちゃん
あらすじ&感想
観劇日:7月15日(火) 18:30〜
2階12列22番

「花の〜 踊りは〜 よーいやさぁ!」の掛け声とチョンパで始まるオープニングに「やっぱ日本物はこうじゃないとね!」と客席で大喜びする私(笑)。ちなみに、10年近く宝塚ファンをやってますが日本物のショーを観るのってひょっとして初めてかも…。ちなみにこの『チョンパ』というのは拍子木が『チョーン!』と鳴って、明かりが『パッ!』と点くからだというのが定説になっているようですが果たしてどこまで本当なんでしょう?

以前と比べて一組あたりの人数が減ったとはいえ、大人数での日舞というのはとても迫力があります。ただ、日本物のメイクに慣れてない上に(観る方もやる方も??・笑)、同じ日本物でもお芝居とはまた少し違っているので、下級生の方は殆ど判別不可能でした(^^;;。

印象に残ったのは松本悠里さんの舞台姿と、ちずさんの歌と、こうちゃんの日舞の上手さと、リカちゃんの書生と、エミクラちゃんの可愛さ(順不同)。特に松本さんの年齢不詳(褒めてます)な舞台姿にはビックリ。フィナーレでエミクラちゃんと同じ衣装・鬘で何の違和感もないとは…。

リカちゃんの書生姿というのは第5場/港に咲く花という場面なのですが、街角に佇む港の女(エミクラちゃん)が男たちに絡まれているところを書生(リカちゃん)が助けられる。お互いの顔を見て驚く2人。実は2人はかつての恋人同士で束の間の幻想に酔いしれる…という場面だったのですが、舞台写真を見たときはリカちゃんもエミクラちゃんも子供っぽ過ぎるなぁと思っていたのですが、エミクラちゃんが鬘を変えたようで(前髪が降りていた鬘を止め、普通の日本髪の鬘になっていました)、なんともいえない色っぽさと子供っぽさを併せ持った2人の場面になっていたように思います。

こうちゃんはこの作品を最後に宝塚を退団していってしまいますが、最後に東儀秀樹さん提供の曲で踊る場面((第9場/石庭)があり、こうちゃんのキリリとした表情・素踊り(鬘等をつけず袴で踊ること)と神秘的な曲とが相俟って幻想的な場面になっていました。踊りの事は良く分からないのですが、扇子の持ち方や立ち居振舞いなどが綺麗で目立っていました。

テンポが割とはやくて親しみやすい場面があるのが酒井先生の日本物の特徴というか私のイメージなのですが(某方の日本物よりテンポが良くて好きです。これって毒舌?)、中盤には民謡メドレー(♪いかだのりさんよ〜 で大笑いしてしまいました。何故だか分かります?)あり、歌舞伎生誕400年ということで阿国の場面ありととても楽しかったです。これなら初めての人も楽しめるのではないでしょうか?ただでさえ区別のつかないタカラジェンヌ達が一層分かりにくいですけど(笑)。


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