ミュージカル
レ・ミゼラブル
原作:ヴィクトル・ユーゴー
作:アラン・ブーブリル、クロード=ミッシェル・シェーンベルク
潤色・演出:ジョン・ケアード、トレバー・ナン
日程:2003年7月11日(金)〜9月28日(日)
プレビュー:7月6日(日)〜10日(木)
会場:帝国劇場
出演(プログラム掲載順・敬称略)
ジャン・バルジャン 山口 祐一郎、別所 哲也(7,8月)、石井 一孝(7,9月)、今井 清隆 ジャベール 内野 聖陽、今 拓哉(7,9月)、岡 幸二郎(7,8月)、高嶋 政宏 エポニーヌ ANZA(7,9月)、坂本 真綾(7,8月)、笹本 玲奈(8,9月)、新妻 聖子 コゼット 剱持 たまき、河野 由佳 ファンテーヌ 井料 瑠美、高橋 由美子、マルシア マリウス 岡田 浩暉、山本 耕史(7,8月)、泉見 洋平(9月) アンジョルラス 坂元 健児、吉野 圭吾 テナルディエ 駒田 一、三遊亭 亜郎 テナルディエの妻 峰 さを理(7,8月)、森 公美子、瀬戸内 美八(9月)
観劇日:マークはレポアップ済みです。
7月12日(土) 12:00〜 1階C列27番/17:00〜 1階A列26番
7月19日(土) 17:00〜 1階R列12番
7月21日(祝) 12:00〜 1階Q列36番
あらすじ
とても有名な作品ですのでご存知の方も多いと思います。私は初見でしたので観劇前にこちらのサイトを参考にしました。
感想
7月12日(土)マチネ
本日のキャスト
バルジャン:石井一孝、ジャベール:内野聖陽、エポニーヌ:ANZA、コゼット:剱持たまき、ファンテーヌ:マルシア、マリウス:岡田浩暉、アンジョルラス:吉野圭吾、テナルディエ:三遊亭亜郎、テナルディエの妻:森公美子
ガブローシュ:宮里駿、リトル・コゼット:藤井ゆりあ、リトル・エポニーヌ:平塚あみ、グランテール:伊藤俊彦、クールフェラック:横田大明、ジョリ:坂口勝、コンブフェール:上條コウ、フイイ:篠原功、レーグル:小林仁、バベ:若泉亮、ブリジョン:岸祐二、プルベール:萬谷法英、モンパルナス:KENTARO、クラクスー:清水拓藏、買い入れ屋:浜崎真美、マテロット:高島みほ、ファクトリーガール:高橋真記子、ジベロット:宮菜穂子、マダム:荒木里佳、少年1:澤田祥子、少年2:浦壁多恵、カツラ屋:亜久里夏代
有名なミュージカルにも関わらず、今回の再演で初めて観ました。初めてにしてマチソワ、しかも最前列(ソワレ)って、ある意味間違った見方かも(笑)…。まずはマチネの感想から。全員を書くと長くなるのでプリンシパルキャストで印象に残った人を中心に書きます。
バルジャン(以下バル):石井さん。記憶が確かならば石井さんの舞台を拝見するのは初めて。まず外見がすごく若い!素敵な市長様〜という感じでした。そして声が高い!!ファルセット、ファルセット、ファルセット…。という感じで終始高音に圧倒されました。『バルジャンの独白』という銀の燭台を盗んだ自分を許してくれた司教様の心に触れ改心する場面があるのですが、♪石のように心を閉じて〜という歌詞の部分を今回の再演からは以前より1オクターブ高いキー(オリジナルのキー)で歌っているそうですが(CDは低いままです)、石井さんの声で聞くとスコーンと突き抜ける気持ちよさがありました。森でコゼットと出会うところもとても若いお父さんという感じで、その分成長したコゼットとの場面ではあまり親子に見えなかったかも。
ジャベール(以下ジャベ):内野さん。第一印象は『ウッチー、歌が、歌が上手くなってる(感涙)〜!』なんて失礼な感想…。映像で観ただけですけど、『モンテ・クリスト伯』と印象がかぶるような印象を受けました(結末は違えど今までの信念が瓦解するというのも一緒ですし。ジャベールには救いになる存在がなかったんでしょうねぇ)。また別の日に観るのでその時までどんどん変わっていって欲しいなと思いました。
他に印象に残ったのは吉野アンジョルラス(以下アンジョ)と岡田マリウス(以下マリ)。吉野アンジョはリーダーとしてみんなをぐいぐい引っ張っていってくれそうな感じ。バリケードでマリウスが撃たれた時にもの凄いスピードで駆け寄ってきて、2人ともそのままオケピットに落ちてしまうんじゃないか?というくらいの勢いでビックリしてしまいました。
岡田マリはほんっっっとに鈍いヤツなんですが、「みんなに愛されている人なんだなぁ」というのをもの凄く実感。エポニーヌが♪彼が求めたら捧げてしまうと歌っているのですが、「この人のためなら」と思わせる何かを持っている人でした。すごく好きなタイプです<岡田マリ。よく、井上くんにマリウスを!という声を聞きますし、実際すごく似合うと思うのですが、マリウスって実生活にいたら困っちゃうよな〜と思っていたのですが、今回認識を改めました。井上くんのマリウス、いつか観てみたいです。
宮里ガブローシュ(以下ガブ)。子供なのに一端の革命家気取りで、自分では街を仕切っているつもりの大人びた子供なんですが、偽って革命グループに紛れ込んでいたジャベールを見破ったりと大活躍もします。死の場面は涙が止まりませんでした。
マルシアファンティーヌ(以下ファンテ)。ジキル&ハイドを観ていないのでマルシアさんの舞台も初見なのですが、あんまり薄幸そうな感じはしなかったかも…。『夢やぶれて』も力強さ・生命力みたいなものを感じましたし。
ANZAエポニーヌ(以下エポ)。パンフの写真で観るよりずっと華奢なのでビックリ。少しハスキーな歌声もよかったと思います。『恵みの雨』は涙ナシには観れなかったです。
森マダム・テナルディエ(以下マダム・テナ)。すごくコミカルで迫力抜群のマダムで、さすがに前回から続投なさるだけの事はあるなと感じました。
レミゼではバルジャンとジャベール以外は1人で何役も受け持っていて、帽子をかぶっていても体型で思いっきりバレバレな(笑)マダム・テナの司教様の妹とか、マリウスとコゼットの結婚式でとてもコミカルなアンジョの給仕とかそういった群集部分をチェックするのも楽しいな〜と思いました。結婚式の場面といえば、身分を隠してテナルディエ(以下テナ)とマダム・テナが参列しようとするのですが、その時の2人の白塗りメイクにはビックリ!『オペラ座の怪人』の劇中劇の場面での白塗りといえば分かってもらえるでしょうか?そのまま顔拓がとれそうでした(笑)。
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7月12日(土)ソワレ
本日のキャスト
ジャン・バルジャン:別所哲也、ジャベール:岡幸二郎、エポニーヌ:坂本真綾、コゼット:河野由佳、ファンテーヌ:高橋由美子、マリウス:山本耕史、アンジョルラス:坂元健児、テナルディエ:駒田一、テナルディエの妻:峰さを理
ガブローシュ:宮里駿、リトル・コゼット:藤井ゆりあ、リトル・エポニーヌ:平塚あみ、グランテール:阿部裕、クールフェラック:泉見洋平、ジョリ:岡田雄一、コンブフェール:渡辺正、フイイ:中右貴久、レーグル:高野二郎、バベ:阿部よしつぐ、ブリジョン:鈴木良一、プルベール:山名孝幸、モンパルナス:KAZZ、クラクスー:大江尚毅、買い入れ屋:杵鞭麻衣、マテロット:石川ちひろ、ファクトリーガール:鈴木智香子、ジベロット:史桜、マダム:井上珠美、少年1:楠見朋子、少年2:山京子、カツラ屋:古川恭子
まずは席についてビックリ。2列違うだけで景色がすごく変わりました。ただでさえ舞台写真と比べて大きいと思っていたバリケードが上から迫ってくるような迫力!足に伝わるドラムの振動。何もかもに大興奮してしまいました(^^;;この日の日記に書きました『マエストロ塩田の薀蓄』ですが、もうすぐ2幕が始まるかなという頃、オーケストラボックスに戻った塩田さんがオケの皆さんに話し掛けているのが聞こえてきて、「フランス国旗の赤・白・青で割合の多いのはどれだと思う??」というものでした。ちなみに正解は赤・白・青の順で割合が多いそうです。思わずお隣りの方と「へぇ〜」と声を上げると塩田さんが振り向いて「ホントですよ」とニッコリ。上演中も塩田さんの息遣いまでも聞こえてきてとても楽しい体験でした♪
別所バル:失礼ながら『ハムの人』の印象が強く、何作か舞台をやっていらっしゃるものの拝見したこともなく、今回のキャストの中では岡田マリ、エポニーヌ、コゼットと並んで未知数だった人(他の方はミュージカルでの活躍が多い方々でしたから、未見でも安心してまっていました)。それがこんなに歌えるなんて嬉しい誤算です。別所さん&ファンの方ゴメンナサイ><。石井さんのスコーンと気持ちよく抜けていくような高さとは好対照に温かみのある声で好きな声だーと思いました。
岡ジャベ:今回一番インパクトのあった人です。岡さんの舞台も実は初めてなのですが(^^;;、すごく2枚目なジャベールで「綺麗だなー」と眺めていました。歌唱力の高さは周知ですがホントに歌が上手い!!『自殺』の場面で♪心が乱れる〜 信じていいのか〜の場面をバルジャンと同じように1オクターブ上げて歌ったのにはビックリ仰け反りました。
レミゼでは似たような心情の場面に同じメロディラインを多用する手法が使われているのですが(例:バルジャンの『独白』&ジャベールの『自殺』(今までの自分と変わっていく)、ファンテーヌの『死』とエポニーヌの『オン・マイ・オウン』(死が近付いている)、その方法論でいくと今回の岡ジャベのメロディはバルジャンに合わせてあってすごいと思いました(もう死のうとしてる人が高らかに歌い上げるのは…と思わないこともないんですけど^^;;)。「法の下における正義、自分の信念をずっと信じていたのにバルジャンを逃がしたことで自分の世界が瓦解していく」、ただのジャベールが悪役ではないんだなとこのメロディー気づくことが出来たと言ってはいい過ぎでしょうか?でもそれくらい良かったんです。
坂元アンジョ:地味だなぁ…と思いました。声は好きな声のタイプだしだし、歌声も迫力がありました。そして実力も折り紙つきなのでリーダーとしての存在感がもっと欲しいと思いました(体型的に不利でも体型だけが全てではないし、それを跳ね返せるだけのパワーを!)。なんだかリーダーというよりみんなの意見をまとめる役みたいな印象。結婚式での給仕役でのコミカルな動きは最高!タオルを口に当てて大笑いさせてもらいました(笑)。
山本マリ:全体的に若い!コゼットに一目惚れしてそのままその情熱を持って突っ走るのがとても似合っていました。エポが死ぬ時にホントに涙を流していたように見えました。潤んだ瞳がとても印象的。
高橋ファンテ:幸薄そう〜な雰囲気はピッタリ。でも子供がいる女性というよりはまだまだ少女の面影の残る女性という感じ(特に工場の場面など)を受けました。これから何度か観ますのでどんどんよくなってくれると思いますが。バリケードでは少年役で出ているはずなのに見つけられず残念だったので、次回は探します(笑)!
坂本エポ:ANZAエポも華奢だと思っていましたが、更に華奢でビックリ!貧乏から窃盗団になってしまったようなテナ夫妻の娘ですから、健康的なのは困りますがあんなに細くて大丈夫かしら?と思えるほど。歌はもっとパワーが欲しい箇所もありました(巷では島田歌穂さんのエポに声がそっくりと評判ですので、これからも期待しています)。『恵みの雨』のラストでマリウスとキスするのは坂本エポ限定?それとも山本マリ限定?(マチネのANZAエポはキスする寸前で絶命してしまいました)
河野コゼット(以下コゼ):優しい声がとても良かったです(剱持コゼはちょっとキンキンしすぎて個人的に苦手でした)。
駒田テナ:硬軟自在という言葉がピッタリでした。宿屋のおどけた親父の顔と、その後窃盗団となって現れたときの目の違い!結婚式の場面も楽しかったです(白塗りメイクはXでしたが)。
峰マダム・テナ:森さんのようなおかみさんぽさは少なかったですが、とても色っぽかったです(宿屋のお客にウィンクしたりしていました)。森さんが女将さんなら、峰さんはクラブのママといった感じでしょうか?
他に印象に残っていたのは泉見クールフェラック。黒目がちな大きな瞳と人懐こそうな笑顔がとても印象的。他はまだまだ観る余裕がなくてこれからチェックしていきたいと思いました(笑)。まだ観始めたばかりの今、触れておくかどうか迷ったのですが、今回の演出変更について少し書きたいと思います。以前から観ている方たちの印象として「余韻がない」、「展開が慌しい」などの声を聞きました。私はCDでしか知りませんが、CDと比べてもカットになっている部分やメロディが変わっている部分があり驚きました。カットの仕方が場面をバッサリ切るというのではなく、色々な場面がチョコチョコ削られているので余計そう思うのかもしれません。製作側としては『植木の剪定』のようなつもりのカットだったのでしょうか?初心者の私ですら「忙しい展開だな」と思ったのに以前からのファンの方の感想はどうなんでしょう?気になります。そうそう、バルジャンがリトルコゼを連れて帰るところで、リトルコゼに着替えさせるのですが、伴奏が短くなってしまったのか大急ぎで洋服を着せているバルジャンに思わず笑ってしまいそうになりました。その姿はまるで『運動会・親子着せ替え競走』…今、数多のレミファンを敵に回したか(笑)?
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7月19日(土)ソワレ
本日のキャスト
ジャン・バルジャン:山口祐一郎、ジャベール:内野聖陽、エポニーヌ:坂本真綾、コゼット:河野由佳、ファンテーヌ:井料瑠美、マリウス:岡田浩暉、アンジョルラス:吉野圭吾、テナルディエ:駒田一、テナルディエの妻:峰さを理
ガブローシュ:吉武怜朗、リトル・コゼット:平塚あみ、リトル・エポニーヌ:藤井ゆりあ、グランテール:阿部裕、クールフェラック:泉見洋平、ジョリ:坂口勝、コンブフェール:上條コウ、フイイ:篠原功、レーグル:小林仁、バベ:阿部よしつぐ、ブリジョン:鈴木良一、プルベール:萬谷法英、モンパルナス:KENTARO、クラクスー:大江尚毅、買い入れ屋:杵鞭麻衣、マテロット:高島みほ、ファクトリーガール:高橋真記子、ジベロット:宮菜穂子、マダム:荒木里佳、少年1:楠見朋子、少年2:山京子、カツラ屋:亜久里夏代
レミゼを何度か観る中で1度は観たいと思っていた組合わせ、通称『Wトート対決』(笑)。そして新生レミ3回目にしてようやっと山口バルでした。
山口バル:オープニングで囚人達が1列になって登場するのですが、一人だけすごく大きくてすぐわかりました(爆)。のっけからくだらないことを書いてスミマセン…。でも圧倒的な存在感と劇場中を包むような歌声はさすがだと思いました。 特に「彼を帰して」は歌い終わった瞬間に割れんばかりの拍手でした。そんなにスゴイ人なのにカーテンコールではみんなを前へ前へと押し出してご自分は後ろにコッソリいて役柄だけでなくカンパニーのお父さんみたいな人だなと思いました。山口さんとお父さんってイメージが全然違いますけど(^^;;。市長様として登場の場面は本当〜に素敵で「足、長いなぁ〜」と思って観てました。リトル・コゼットを振り回しすぎてリトルコゼ共々フラフラしているのもツボ(笑)。これから何度か拝見するので楽しみがいっぱいです。
内野ジャベ:先週と比べるとこの前は段取りや歌でいっぱいいっぱいだったのかなと感じました。「自殺」の場面はどんどんと引き込まれていきます。
吉野アンジョ:リーダーとしての存在感はいいと思うのですが、喉がかなり辛そうに感じました。バーンと前に出てくるタイプの声ではないと思うので、無理に張り上げると却って歌いづらそうに見えました。それと今日はバリケードの上で足を滑らせ尻もちをついていて危うく落っこちるのではないかとドキドキしてしまいました。
岡田マリ:歌い上げる部分で声が若干割れていたりして、交互出演とはいえそろそろ疲れが溜まってくる頃なんでしょうか…。『恵みの雨』エポニーヌを抱きしめ、♪エポニーヌ、眠れよ〜と歌いかけるところの低音が好き。今日はコゼットとの場面(『心は愛に溢れて』)をじっくりと観ていたのですが、初々しい2人がとても可愛らしかったです。
井料ファンテ:人妻(正確には違うけど)らしい落ち着きのある女性でした。今にも消えてしまいそうな、風が吹いたら飛んじゃうのでは?と思わせるような存在の仕方でした。歌は………とってもお上手なのですが、ビブラートのかけ方が苦手(^^;;
坂本エポ:やっぱり『恵みの雨』でのマリウスとのキスは坂本エポ限定だったようです。今日はなぜかエポモードで観ていた私。2幕の始めで♪手紙をコゼットに〜とマリウスが歌うところで「マリウスのバカー!」と心の中で毒づく私でした(笑)。
吉武ガブ:とっても聞き取りやすいハキハキした歌声でした。ラストの場面で歌いながらカバンを振り子のようにしてバリケードに投げ返す所がカワイイ。
駒田テナ:なんかスゴイ好きかも…。コミカルな部分と悪党としての部分の対比がクッキリしていて好きです。9月まで観られないのがさみしぃ…。
今日はなんだかトラブル勃発の日でした。ファンテーヌの死の場面で、ベッドからなかなか出てこないなーと思っていると、シーツとボタンが引っかかっていた模様。最後は思い切り引きちぎってました。
そして本日の大事件。2幕でマリウスの手紙を届けたエポニーヌがバリケードに戻ってくる場面で、見張り役の学生の1人(パンフの扮装写真と付き合わせると恐らくフイイだと思うのですが、違うかも)がバリケードから落下!観ているこちらもビックリしましたが、いきなり人が上から降ってきた岡田マリもさぞやビックリしたことでしょう(笑)。何事もなかったように舞台は進行していったので特に大きなお怪我もなかったようでホッと一安心。
他に気になったのはモンパルナス役のKENTAROさん。バルジャンの家を襲うとする場面で、仲間を呼び出すのに犬の鳴き真似をするのですが、それが上手い!襲撃が失敗した時にエポニーヌにナイフを突きつけようとする時の表情に凄みがありました。あとはやっぱり(?)泉見クールフェラック(爆)。今日はクールフェラック以外の役も色々とチェックしちゃいました〜。ジャベールと一緒に登場する看守(2人登場するのですが、もう1人がレーグルで、後に司教さまなのに〜と客席で噴出しそうになりました)、バルジャンを追い出す農夫、ファンテーヌの最初のお客(だよね??この時のイヤらしい表情がイイ!)、ファンテーヌを逮捕しに来る治安官(アンジョとマリも一緒なのでまた噴出しそうに…)など色々やっているので楽しい〜♪チョット小柄なのですが、人懐こそうな笑顔がとっても素敵(前回もこれ書いたなぁ・笑)。9月のマリウスが楽しみです。
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7月21日(月・祝)マチネ
本日のキャスト
ジャン・バルジャン:山口祐一郎、ジャベール:今拓哉、エポニーヌ:坂本真綾、コゼット:剱持たまき、ファンテーヌ:井料瑠美、マリウス:山本耕史、アンジョルラス:坂元健児、テナルディエ:三遊亭亜郎、テナルディエの妻:森公美子
ガブローシュ:吉武怜朗、リトル・コゼット:藤井ゆりあ、リトル・エ ポニーヌ:平塚あみ、グランテール:伊藤俊彦、クールフェラック:泉見洋平、ジョリ:岡田雄一、コンブフェール:渡辺正、フイイ:中右貴久、レーグル:高野二郎、バベ:阿部よしつぐ、ブリジョン:鈴木良一、プルベール:山名孝幸、モンパルナス:KENTARO、クラクスー:大江尚毅、買い入れ屋:浜崎真美、マテロット:石川ち ひろ、ファクトリーガール:鈴木智香子、ジベロット:史桜、マダム:荒木里佳、少年1:楠見朋子、少年2:浦壁多恵、カツラ屋:古川恭子
OMCカード貸切ということで、幕間にはお楽しみ抽選会(山口さん・今さんのサイン色紙などが当たります)があり、一緒に観ていたお友達が山口さんと今さんのサイン入りポスターが見事ご当選!終演後見せてもらいましたが、劇場内に貼ってある大きいポスターに祐一郎さんと今さんのサインの入った物でした。サインの上にちゃんと「Valjean」・「Javert」と役名が入っていました。
本日は初・今ジャベ♪バルは山口さんで「ろっくりばー(お2人の所属事務所です)コンビだ〜」と思っていたら、ファンテもアンジョもテナも劇団四季出身者という『元・四季デー』でした(笑)。
山口バル:2度目の山口バル。相変わらずの美声は健在でした〜。バリケードでホントにご老人?!というくらい機敏な動きの時もあるのですが(^^;;、♪何も恐れはしない!という時の目が素敵(細かいなぁ・笑)。残念なことに「彼を帰して」でノイズがバリバリ〜と入り、一瞬現実に引き戻されてしまいましたが、あの祈るようなそれでいて劇場中を包み込むような歌声はさすがだなと思いました。そんなトラブルもありましたが、今日私の一番心に迫ったのはは「バルジャンの告白」でした。立ち去る直前にマリウスをガシッと抱きしめるのがすごく好き(他のバルジャンもやってたかな??)。
今ジャベ:やっと観ることが出来ました。一番初めの登場の時、帽子をかなり目深に被っていて「ホントに今さん??」と疑いたくなりました。今さんのジャベは冷徹な目がとても印象的でした。元々目の効く方だと思ってましたが、優しそうなイメージを持っていましたのでジャベールとしてはどうだろう?と思っていたのですが、冷静で感情を乱されることがなく、「ピシッ!バキッ!」と音が聞こえてきそうな規律正しいジャベールでした(笑)。
それが一転して「自殺」の場面でどんどん壊れていくところが凄みがあって圧倒されました。髪をほつれされる所はもっと自然にやって欲しいなぁと思ったのですが、欄干を跨ぐ動作も自然な動きで逆に印象に残りました。比較するわけではないのですが、今まで観ていた内野ジャベ、岡ジャベは背面飛びのように後ろ向きに跨いでいました。また、内野ジャベは最後まで髪が乱れず、岡ジャベは気がついたら乱れていました。三者三様で面白いな〜と思いました(これだから舞台通いは止められない)。8月に拝見する高嶋ジャベ(通称 兄ジャベ・笑)はどんなジャベールなのか楽しみ♪
坂元アンジョ:熱さが増してました。バリケードを駆け下りる時、途中でジャンプして降りてきたのにはビックリ。でも今さんの方が降りるスピードが早かったのはどういうわけだろう…。アンサンブルの場面では裁判官と結婚式での給仕が面白いです。結婚式ではテナ夫妻に目を奪われがちですが、アンジョ&ジョリの凸凹給仕コンビも観て欲しいです。ちなみに私の勝手なイメージは吉野さんは少しオカマチック、坂元さんはキザキザです(笑)。
山本マリ:若さ溢れる所はそのままに更なる熱演でした。エポが逝ってしまう場面では目がウルウルしていたし、カフェソングでは涙混じりの歌声でまさに熱唱!そしてお芝居がもの凄く細かくて観ているこちらまで引き込まれてしまいました。バルジャンの告白の場面で椅子から立ち上がろうとしてバルジャンに押しとどめられたりしていました。この時の祐一郎さんの表情・演技も素晴らしくて、初めてこの場面で泣いてしまいました。
山本マリ限定でバルジャンの手紙をコゼットが読む時にさり気なく目線を逸らせて中を見ないようにしているのですが、これは「たとえ夫婦でも侵してはいけない領分がある」という山本マリ独自のお芝居なんでしょうね。(岡田マリはコゼットを抱きしめるように一緒に手紙を読んでいました)。
今回、少しずつアンサンブル場面もチェックしていったのですがプロローグでは囚人役にアンジョやマリウスの姿があったり、バルジャンが逮捕された夜中の場面ではサラサラヘアーな山本くんや泉見くんを発見!(…って泉見くんって実は「くん」なんて気安くお呼びしていいお年ではないことが先日判明・汗)。そしてまたまた気になる方を発見*^^*。それは♪ボスは知らないスケベな工場長〜ことコンブフェール役の渡辺正さん。コンブフェール(通称コンブ)ではABCカフェの場面で一番初めに♪仲間は準備できた と歌ったり、『民衆の歌』で赤い旗を手に♪列に入れよ、我らの味方に 砦の向こうに世界がある〜と歌っている方です(その後旗を受け取って♪戦えそれが自由への道〜 と歌うのがクールフェラックです)。なんでもアンジョルラスの参謀役を務める設定で、旧バージョンではメガネをかけていて分かりやすかったそうですが、今回はメガネはありません。こうしてどんどん気になる人が増え、チケットも増え…。まんまと東宝の作戦にはまっていく私でした(笑)。
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