ミュージカル
レ・ミゼラブル
原作:ヴィクトル・ユーゴー
作:アラン・ブーブリル、クロード=ミッシェル・シェーンベルク
潤色・演出:ジョン・ケアード、トレバー・ナン
日程:2003年7月11日(金)〜9月28日(日)
プレビュー:7月6日(日)〜10日(木)
会場:帝国劇場
出演(プログラム掲載順・敬称略)
ジャン・バルジャン 山口 祐一郎、別所 哲也(7,8月)、石井 一孝(7,9月)、今井 清隆 ジャベール 内野 聖陽、今 拓哉(7,9月)、岡 幸二郎(7,8月)、高嶋 政宏 エポニーヌ ANZA(7,9月)、坂本 真綾(7,8月)、笹本 玲奈(8,9月)、新妻 聖子 コゼット 剱持 たまき、河野 由佳 ファンテーヌ 井料 瑠美、高橋 由美子、マルシア マリウス 岡田 浩暉、山本 耕史(7,8月)、泉見 洋平(9月) アンジョルラス 坂元 健児、吉野 圭吾 テナルディエ 駒田 一、三遊亭 亜郎 テナルディエの妻 峰 さを理(7,8月)、森 公美子、瀬戸内 美八(9月)
観劇日:マークはレポアップ済みです。
8月03日(日) 12:00〜 2階立見33番/17:00〜 2階I列22番
8月08日(金) 13:00〜 1階P列22番
8月14日(木) 13:00〜 1階P列10番/18:15〜 2階G列39番
8月17日(日) 12:00〜 2階H列7番
8月26日(火) 18:15〜 2階E列5番
感想
8月3日(日)マチネ
本日のキャスト
バルジャン:別所哲也、ジャベール:岡幸二郎、エポニーヌ:新妻聖子、コゼット:河野由佳、ファンテーヌ:井料瑠美、マリウス:山本耕史、アンジョルラス:坂元健児、テナルディエ:駒田一、テナルディエの妻:森公美子
ガブローシュ:宮里駿、リトル・コゼット:塚田真依、リトル・エポニーヌ:川井七星、グランテール:阿部裕、クールフェラック:泉見洋平、ジョリ:岡田雄一、コンブフェール:渡辺正、フイイ:中右貴久、レーグル:高野二郎、バベ:若泉亮、ブリジョン:岸祐二、プルベール:山名孝幸、モンパルナス:KAZZ、クラクスー:大江尚毅、買い入れ屋:浜崎真美、マテロット:石川ちひろ、ファクトリーガール:鈴木智香子、ジベロット:水谷裕紀、マダム:井上珠美、少年1:澤田祥子、少年2:浦壁多恵、カツラ屋:古川恭子
今日は元々ソワレのチケットを持っていたのですが、キャストに惹かれてマチネの当日券に並んじゃいました(^^;;。ウィーンじゃないのにお金に翼が生えています(笑)。
8月に入り、パンフも舞台写真入りになりお値段も2000円へとアップ!既に1冊持ってるし、高いな〜と思いつつ買っちゃいました。…が、この舞台写真が40ページ近くあり、しかも泉見マリウスの写真もバッチリ!(恐らく舞台稽古の写真でしょう)月刊ミュージカル8月号もレミゼ特集で、ジャベ・ファンテ全員のインタビューに続いてアンジョルラス&マリウス5人の座談会!!センターでニッコリ笑う泉見さんがカワイイ〜*^^*
別所バル:前回観たときよりぐ〜んと芝居が深くなっていたと思います。教会の場面で食事をご馳走になる場面では床に座ってパンを食べていました。粗野で荒くれている感じが現れているなと思いました。その後、バルジャンが司教様に諭される場面では、司教様の目を見ることが出来ないバルジャンと必死に自分の方を向かせようとする司教様に思わず涙が。
前回のレポで書き忘れていたのですが、マリウスを担いで下水道を歩く場面では別所バル限定・『マリウスのお姫様抱っこ』を観ることが出来ます(笑)。その後、倒れてしまいテナのソロを挟んでもう一度担いで歩き出すのですが、日が差し込む場所に来るたびに色々と担ぎ方を変えていてもの凄く細かいな〜と思いました。後ろ向きに引きずったり、おんぶしたりなどなどバルジャン自身も傷を負っているので長い間同じ姿勢は難しいんだろうな〜と思わされました。
今回一番泣かされたのはエピローグ。火を灯した銀の燭台を片手に持って現れるのですが、もう1つの燭台に火を灯す前にもの凄く愛しそうに燭台にキスしていました。そして天に召される直前コゼットの額にキスを。これは別所さん限定の仕草で、たったそれだけの仕草にバルジャンのコゼットへの愛情を充分に感じてボロ泣きしてしまいました。
岡ジャベ:2枚目に磨きがかかっておりました(爆)。自分の足元にすがり付いてきたファンテーヌを足蹴にするかのように足を引き払う辺りに、警部としてのプライドを感じました。バリケードから逃がしてもらう時に「何故だ」といったような表情を浮かべながらも、逃亡者としてではなく誇り高く立ち去る姿が好きです。くそー(あら失礼)、こんなに嵌っちゃて悔しいぜ(笑)!悔しいんで家では岡アンジョCD聞いてます。今まで食わず嫌いでゴメンナサイ>岡さん。
新妻エポ:初めて拝見しました。うーむ、声量があるのはわかるんだけど、歌に感情が乗っていないというかフルスロットルな1幕はちょっと苦手。ワン・デイ・モアでマリ&コゼの歌がまったく聞こえなかったよ〜。
今回、初めて駒田テナ―森マダム―坂元給仕というラインを見たのですが、テナに「盗人〜!!」と言われてピョコタンと正座する坂元給仕に大笑い。駒田テナと森マダムというコンビは本当に楽しかったです。森さんの存在感に負けてない駒田さんのテナ(でもすごく恐妻家・笑がイイ!駒田テナ大好き*^^*
まさかテナに惚れるとは思いもよらなかった今日のレミ観劇でした(爆)。
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8月3日(日)ソワレ
本日のキャスト
ジャン・バルジャン:今井清隆、ジャベール:高嶋政宏、エポニーヌ:笹本玲奈、コゼット:剱持たまき、ファンテーヌ:マルシア、マリウス:山本耕史、アンジョルラス:吉野圭吾、テナルディエ:三遊亭亜郎、テナルディエの妻:峰さを理
ガブローシュ:宮里駿、リトル・コゼット:塚田真依、リトル・エポニーヌ:川井七星、グランテール:伊藤俊彦、クールフェラック:横田大明、ジョリ:坂口勝、コンブフェール:上條コウ、フイイ:篠原功、レーグル:小林仁、バベ:阿部よしつぐ、ブリジョン:鈴木良一、プルベール:萬谷法英、モンパルナス:KENTARO、クラクスー:清水拓藏、買い入れ屋:杵鞭麻衣、マテロット:高島みほ、ファクトリーガール:高橋真記子、ジベロット:宮菜穂子、マダム:荒木里佳、少年1:楠見朋子、少年2:山京子、カツラ屋:亜久里夏代
今日は個人的に『初めまして』なキャストの多い日。また初2階席(ホントはマチネが初なんだけど、正規の席という意味で)だったので、1階席からは気が付かなかったことなどもありました。
今井バル:歌がお上手なのは知っていましたが、私にはどうも今井さんの歌声が合わないようで…。CDでのジャベールの歌や『美女と野獣』のガストンの歌はいいと思っていたのですが、実際に聞くとまた違ってきますね。それと胸元に手を持ってくる動作(おいでおいで〜って見えてしまいました^^;;)が多いのとロングトーンが異様に長いのが苦手…。『彼を帰して』は山口さんも長いですが、せめてオケと一緒くらいには止まって欲しいです。
高嶋ジャベ:良くも悪くも個性的。この一言に尽きるかと(笑)…。ちょこまか動くのがどうにも苦手でした。2幕冒頭でアンジョ達の前での演技もちょっと大げさかな〜と思いました。それとバリケードから逃げる時にはプライドを見せて欲しいです!警部らしくない、ヘコヘコした逃げ方に客席で唖然となってしまいました。バルジャンに過剰反応している演技は、「バルジャンに何か個人的な恨みでも??」と思ってしまうほど。ちなみに所々ルキーニの幻影を感じたのは私だけ(笑)?
笹本エポ:この方も初…というか前日のマチネでデビューしたばかり。演技・歌のバランスが良く、2日目とは到底思えなかったです。目を奪われたのはプリュメ街の場面。マリウスが掴んだ自分の手首にそっと頬ずりしたり、『襲撃』の後、危機を救ってもらったコゼットがお辞儀をすると、見様見まねでぎこちないお辞儀を返すところ。本当に演技が細か〜い!1幕途中では「今日は・・・・・・だなぁ」と思っていたレミゼ観劇でしたが(ファンの方すみません!)、玲奈エポを観れてよかったです。あえて難を挙げるとすればエポにしては健康的過ぎるところでしょうか?でもまだ弱冠18歳。これからがますます楽しみなエポでした♪
山本マリ&吉野アンジョ:2人一緒ですみません(^^;;。基本的に岡田さんは吉野さんと、山本くんは坂元さんとの組み合わせなのですが、今回珍しい組み合わせで観ることが出来嬉しかったです。別名『茶髪コンビ』(爆)。このコンビだと吉野さんのお兄ちゃんぶりが際立っていたような…。エポが逝ったあと落胆するマリウスをアンジョがなだめるのですが、吉野さんはガシッと力強くなだめる感じで好き。
今回初めて2階席から観たのですが、照明がとても綺麗で感動。それと舞台に敷き詰められた石畳!1階からでは殆ど見えないというのに舞台一面に石畳が敷き詰められているのですが、それだけで19世紀の街の雰囲気たっぷりで細かいところまで計算されているな〜と感じました。
あ、メインキャストの語りが少ないのでアンサンブルについていっぱい語ります(笑)!観劇数も5回を越えると一通りのキャストも観てきてるし、プリンシパルキャストの本役以外の役も分かってくるしで色々と見どころが増えていくわけですが(笑)、元来マニアな性格なものですからオープニングの囚人の並び順(これについては次回レポにて解説します)や工場での労働者達、テナルディエの宿屋の客たちなど変に細かい所を見ていたりします(^^;;。現時点でのお気に入りアンサンブルキャストは、泉見クールフェラック・渡辺コンブフェール・阿部グランテール・中右フイイ・清水クラクスー・阿部バベ・KENTAROモンパルナス辺り(順不同)なのですが、この中で泉見クールと阿部バベには妙に縁があって、2人とも6回中4回観てるのですが、阿部バベは3回連続、泉見クールに至っては4回連続でした。逆に好きな割に縁がないのが清水クラクスーで、6回観たうちの初回と6回目しか見てません(:_;)クラクスーとバベは2人で一緒の場面に出ていることが多くて、バルジャンが捕らえられた時の♪釈明してみろ ♪夕べの事をも2人仲良く出てきています(チョット違うか・笑)。今日初めて阿部さんと清水さんのコンビ観れて嬉しかったです。コンビといえば(?)泉見クールと渡辺コンブのコンビも好きです。この2人とフイイを合わせた3人がABCカフェで上から登場する時の華やかさといったら溜息もの。クールとコンブはバリケードでも常に近い場所にいるのでチェックしやすいのも私のマニアぶりに拍車をかけているような(笑)…。
次回レポではそんな私のマニアぶりが露呈されそうな予感(誰っ、今更だって思った人っっ!・笑)
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8月8日(金)マチネ
本日のキャスト
バルジャン:山口祐一郎、ジャベール:岡幸二郎、エポニーヌ:坂本真綾、コゼット:河野由佳、ファンテーヌ:マルシア、マリウス:岡田浩暉、アンジョルラス:坂元健児、テナルディエ:駒田一、テナルディエの妻:峰さを里
ガブローシュ:吉武怜朗、リトル・コゼット:塚田真依、リトル・エポニーヌ:川井七星、グランテール:阿部裕、クールフェラック:泉見洋平、ジョリ:岡田雄一、コンブフェール:渡辺正、フイイ:中右貴久、レーグル:高野二郎、バベ:阿部よしつぐ、ブリジョン:鈴木良一、プルベール:萬谷法英、モンパルナス:KENTARO、クラクスー:森隆二、買い入れ屋:杵鞭麻衣、マテロット:石川ちひろ、ファクトリーガール:鈴木智香子、ジベロット:史桜、マダム:井上珠美、少年1:楠見朋子、少年2:山京子、カツラ屋:亜久里夏代
今日の観劇予定はま〜ったく無かったというのに、急遽チケットを譲っていただけることになり行ってしまいました(^^;;。だってぇ〜、山口―岡―岡田―駒田―坂元と私の好きなラインの上に、アンサンブルもお気に入りの方ばかりだったんだも〜ん(いい年こいてだも〜んかよ>自分)。こうしてズルズルと深みにはまるワタクシ...。
山口バル:今回はやってくださいました山口さん。噂に名高い(?)作詞王に遭遇しました。作詞をしていたのは『裁き』という曲のところで、
(正):♪それが許されるのか、恥ずかしくないのか〜
(作):♪それが恥ずかしくないのか、許されるのか〜
と、ここまではまだまだ序の口。その後はほんの一瞬ですが沈黙が!そして♪私は全てを神に渡した〜と大作詞があり、やっと♪誰だ!俺は?ジャン・バルジャン〜と軌道修正されました。間違えている山口さんは平静そのものな顔で観ているこちらの心臓ばかりがバクバク。エピローグでもろうそくの炎が消えてしまい少し残念。あの場面は薄暗いろうそくの火に灯された死にゆくバルジャンの表情が素敵なのに〜!
山口バルで気になっているのが上と同じ『裁き』の冒頭、♪あいつは全て信じているという箇所でニヤッとしているところ。他のバルだと少し困惑気味な表情なのですが、山口バルは「シメシメ」という言葉が浮かびそうな表情で完全に善人には成り切れていないバルジャンという感じがしました。
『彼を帰して』では余韻に浸っていたくて拍手するのがもったいないくらいに思えました。劇場中(と言っては大げさかな?)がそんな雰囲気になっていたのか、一瞬の静寂の後に大きな拍手が起きていました。場面は前後しますがリトル・コゼットを引き取り、テナルディエ夫妻の元から去る時の♪ありがとう が滅茶苦茶心がこもってない所がイイ!他のバルジャンだと少し優しいニュアンスなんですが、山口バルは本当に形式的に挨拶しているんだなぁ〜と感じられてなぜか好きです。
岡ジャベ:気がつけば3度目の岡ジャベ。開幕前のウッチーモード(ウッチージャベが1番楽しみだったという意味で)はどうしたんだ?!というくらい嵌ってしまっています(^^;;。もちろんウッチージャベも今ジャベもそれぞれに好きですし(お2人とも9月に観ます)、前回あれだけ苦手と書いた兄ジャベでさえ「アレはアレでありなのかも〜」と思ってます。今回、初山口バルとの対決という事でかなり期待していたのですが、期待通り、イヤそれ以上でありました。2人とも最初からガンガン飛ばしていて、『対決』の場面の迫力に鳥肌。『Stars』では拍手が大きくてショーストップになるかと思いました。
そして岡ジャベといえば『自殺』での高いキーが印象的ですが、月刊ミュージカルのインタビューでご本人が「かなりキツイです」と仰っているだけあって少し声がお疲れかな?と思いました。あのフレーズ(特に♪あいつの罪まで〜の部分)に猛烈にカタルシス(ギリシア語で悲劇を見ることによって日頃鬱積(うつせき)している情緒を解放し、精神を浄化すること。という意味です)を感じている私としては、大変だとは思いますが千秋楽まで頑張っていただきたいです。
真綾エポ:字は違いますがアンジョの坂元さんと区別しやすくする為にこう書くことにしました。他のエポと比べると声量などに不安があるのは否めないのですが、その分をお芝居が補っていると感じました。『オン・マイ・オウン』を歌った後、コートの裾を大きく翻してバリケードの向こうに走り去る真綾エポが好き。
坂元アンジョ:声量豊かに歌い上げるところが好きなんですが、時折「どこ見て歌ってるの〜?」と思える箇所があり、民衆への語りかけとしては変だなと思う所もありました。今回は岡田マリとの初顔合わせ(って相撲かよ?!>自分)だったのですが、山本マリとの『兄弟』的なイメージから『年の近い従兄弟』みたいな雰囲気になってたような気がします。
岡田マリ:ラブリー(爆)。ホントにラブリーなんです、この方。今回は坂元アンジョと一緒の『黒髪コンビ』だったのですが、アンジョとの登場シーンでは双子の如き髪型でそれだけでラブリー度アップだったのに(すみません、少々壊れモード入ってきてます)、コゼットと出会う場面ではコゼットの籠が上手く落ちず手にさがったままだったのに気付かず「籠はドコ?!」とキョロキョロする岡田マリに遭遇しラブリー度更にアップ8(≧≦)88(≧≦)8。本当だったらこういったトラブル(ハプニング)はあまり喜んではいけないかなとも思うのですが…。バルジャンの独白をきちんと膝の上に手を置いてかしこまって聞いているところや、結婚式でコゼットと立ち去る時に妙に腰が低いのもカワイイです。でも、結婚式で参列者役の人と嬉しそうに抱き合っているところ(来てくれてありがとー^^と声まで聞こえそうなほどのリアクション)は現代人ぽくなっていたのが少し残念。
エピローグではコゼットをしっかりと抱きしめ、力強い一面も見せてくれます。そうそう、エピローグといえばバルジャンと目で語り合うのがもの凄く好きです。山口さんもすごくいい表情なんですよ。コゼットに♪生きて、パパ生きるの〜 と言われて一度は「生きてみよう」と言うのですがそれは出来ないと既に悟っているバルジャンとマリウスの無言のやりとりにボロ泣きしてしまいました。
それ以外に印象に残った所…。今日は(もかな?)音響トラブル多発の日でして、『バルジャンの独白』というところで♪ジャンバルジャンは(バリバリバリ〜)死んで(バリバリ〜)生まれ変わるのだー!といった感じに雷のようなノイズが入ったり、『プリュメ街の襲撃』という場面で騒ぎを聞きつけたバルジャンが登場する時に足音まで拾ってしまい、「ドコドコドコドコ」という音がしたり、ガブローシュが外に銃弾を取りに行ってしまう場面では1発目の弾丸は全然見当違いのところへ打ち込まれ、バリケードにさがっている布が揺れるのですが、銃声の音と布の動きが完全にずれ怪奇現象のようになってました(^^;;。少し調べたところノイズに関しては携帯電話の影響などもあるようなので、マナーモードで観劇している方は電源を切るようにして頂きたいなと思います(電話やメールが入ってもその場で対応できるわけではないのですから)。
前回書きそびれましたオープニングの囚人達の並び順ですが、解説しているサイトはなるべく見ずにチェックしたいという妙〜なこだわりがあるものだからなかなか全員見分けられなかったんです。バルジャン(特に山口・別所バル)はすぐ分かるんですよ、1人だけ帽子を被ってないし、大きいから(爆)。さすがに解説無しでは無理と悟ったので解説されているサイトを参考にチェックしてきました。
プロローグで入場してくる時は
←進行方向 下手 前 ○○○○○○○●○○ 後 上手
↑これがバルジャンで、
その後、
1 3 5 7 9 2 4 6 8 10
という順に並んで、
1.ジョリ ♪いつかは逃げるぞ見てろ〜
2.コンブフェール ♪イエス様俺は無実〜
3.マリウス
4.バルジャン
5.テナルディエ
6.フイイ ♪主よ、主よ、殺してくれ
7.アンジョルラス
8.モンパルナス ♪あの娘が待ち続ける〜
9.ブリジョン ♪地獄だ陽が焼けつく〜
10.グランテール
となっていました。(♪はソロ部分)
色々とハプニングの多かったこの日の公演ですが、平日マチネだというのにカーテンコールはとても盛り上がりました♪何度目かのカーテンコルの後、客電もつき終演のアナウンスが流れているにもかかわらず、客席の拍手が鳴り止まずキャストの皆さんがもう一度出てきてくださったのですが、なんと岡ジャベと駒田テナが腕を組んでスキップで登場(笑)!!2人ともすご〜くかわいかった*^^*。山口さんは大きく手を振って2階席にもアピール♪山口さんが手を振るたびに振られた辺りの盛り上がりがすごかったです。ラストにはマイク無しで「ありがとうございました!」と言っていました。粘って残っててよかった〜♪
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8月14日(木)マチネ
本日のキャスト
バルジャン:山口祐一郎、ジャベール:岡幸二郎、エポニーヌ:笹本玲奈、コゼット:剱持たまき、ファンテーヌ:井料瑠美、マリウス:岡田浩暉、アンジョルラス:坂元健児、テナルディエ:三遊亭亜郎、テナルディエの妻:峰さを里
ガブローシュ:宮里駿、リトル・コゼット:塚田真依、リトル・エポニーヌ:川井七星、グランテール:阿部裕、クールフェラック:泉見洋平、ジョリ:岡田雄一、コンブフェール:渡辺正、フイイ:篠原功、レーグル:小林仁、バベ:若泉亮、ブリジョン:岸祐二、プルベール:山名孝幸、モンパルナス:KAZZ、クラクスー:大江尚毅、買い入れ屋:杵鞭麻衣 、マテロット:石川ちひろ、ファクトリーガール:鈴木智香子、ジベロット:宮菜穂子、マダム:荒木里佳、少年1:澤田祥子、少年2:浦壁多恵、カツラ屋:古川恭子
今期の公演から観始めた私ですが、お気に入りになったキャストが多数出演しているこの公演、前日からワクワクソワソワ落ち着かないまま劇場に向かいました(笑)。
山口バル:私は山口さんが好きなんだ〜と改めて感じました。独白の場面、生まれ変わるバルジャンの決意の歌声に圧倒されました。♪ジャンバルジャンは死んで生まれ変わるのだ!の部分で劇場の空気がビリビリと振るえるような感覚を受けました。
リトルコゼを引き取りに行く場面で、テナ夫妻に話しに行く前に「ちょっと待っててね」とでもいうようにリトルコゼになにやら囁いている時の表情が素敵でした。その後のテナ夫妻に向かい合った時の表情との対比が良かったです。
岡ジャベ:岡さんもすごかった!今までは『綺麗な』とか『二枚目』とかの印象があった岡ジャベなんですが、今日はいつもの二枚目ぶりに加えて、冷徹で、威厳があって、バルジャンを追いつづける執念があって…。もうそれだけで観に来てよかった!と思わせてくれました。ネットでのレポなどを読むと「スターズ」で歌詞を間違えていたらしいのですが、レポを読むまで気付かなかった私…。それだけ岡ジャベに圧倒されていたんだと思います。
岡田マリ:コゼットと出会う場面で、籠を落としてしまった瞬間に「すみません」という声が聞こえたり、『心は愛に溢れて』でコゼットと手を合わせようと手を差し出した後、躊躇するコゼットを見て照れくさそうに笑うところなど、細かな芝居に見入ってしまいました(コゼットに跪く時のダッシュも見物です・笑)。場面は前後しますがABCカフェでも「あなた、アンジョの話聞いてないでしょう?」と突っ込みたくなるほど、初めての恋に夢中になっているホンワカ振り。岡田マリ、可愛すぎますo(><*)o o(*><)o
もちろん、可愛いだけではありません(笑)。『恵みの雨』でエポが逝ってしまった後、アンジョに♪彼女が最初、最初の死者だ〜と歌いかけられるまでの短い間にもエポの亡骸を抱きしめ、一生懸命揺り起こそうとする岡田マリウスに涙が止まりませんでした。『カフェソング』でも私が観た中で1番といってもいいくらいの絶唱でした。今回はこの辺りから涙腺が決壊したようでエピローグでも涙が止まらず困りました。
笹本エポ:今まで1幕のエポで泣かされるという事は殆どなかったのですが、今回はやられました。パリでマリウスと話す場面で、気付いているのにわざと素通りしてマリウスから声をかけさせるようにしていたり、彼の髪を触ってマリウスに♪なんだよ、ふざけて〜と言われた瞬間に『ゴメンナサイ』とでもいうように少し照れくさそうに笑った後、♪分かってくれない〜と泣き出しそうな表情を見せたり…。かと思えば「仕事」に向かおうとする際には歌声までガラッと変わって窃盗団の一員になってしまうのがすごかったです。これは前回も書きましたが、マリウスに握られた手首をそっと触れたりという仕草も魅力的で、滅茶苦茶恋する女の子になっていました。『ワン・デイ・モア』で行進しながらマリウスを見つめる表情がとても切ないです。
『オン・マイ・オウン』でもマリウスの事を思っている歌詞と、それは夢なんだと自分に言い聞かせる歌詞の表情の変化から目が離せませんでした。その後の『恵みの雨』は岡田マリとの雰囲気もあって涙腺崩壊(笑)。岡田マリ&笹本エポのコンビ、すごく良かったです。
坂元アンジョ:岡田マリとの双子のような組み合わせが好き*^^*。豊かな声量だけでなく、回を重ねるごとに熱を帯びているなと感じました。最初の攻撃で仲間が撃たれた時にバリケードを駆け下り、途中で飛び降りてくるのですが、だんだん飛び降りる場所が高くなっているような気がします(笑)。給仕の場面は今回は少し控えめ。
泉見クールフェラック:月刊ミュージカルのインタビューで「マリウスがアニキのように慕う人物なので、マリウスを温かく見守ると同時に、熱く燃える感じを出すように意識しています」と仰っていたのですが、『民衆の歌』でニコニコと嬉しそうに行進しながらも最後はマリウスの元まで寄ってきてくれるのがとても良かったです(この時の岡田マリウスの嬉しそうな表情もツボなんですが)。今回、1番惹かれたのはガブローシュの投げたカバンを肩にかけて泣きながら弾を詰めているのが私のドツボに入りました。悲壮感ただよう♪後に続けよ!の歌声も好き。
今回のカーテンコールも平日マチネなのに大盛り上がり♪岡さん登場の際の拍手の大きさに驚いていると、山口さんが登場した時はもっとすごかった!『割れんばかりの』というのはこういう時の為にある言葉なんだなぁ〜と実感。最後は山口さん&岡さんがセンターで2人仲良く寄り添ってなんとも可愛らしいお2人にこちらも嬉しくなってしまいました♪
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8月14日(木)ソワレ
本日のキャスト
バルジャン:今井清隆、ジャベール:内野聖陽、エポニーヌ:坂本真綾、コゼット:河野由佳、ファンテーヌ:マルシア、マリウス:山本耕史、アンジョルラス:吉野圭吾、テナルディエ:駒田一、テナルディエの妻:森公美子
ガブローシュ:局田奈都子、リトル・コゼット:塚田真依、リトル・エポニーヌ:川井七星、グランテール:伊藤俊彦、クールフェラック:横田大明、ジョリ:坂口勝、コンブフェール:角川裕明、フイイ:中右貴久、レーグル:高野二郎、バベ:阿部よしつぐ、ブリジョン:鈴木良一、プルベール:萬谷法英、モンパルナス:KENTARO、クラクスー:清水拓藏、買い入れ屋:古川恭子、マテロット:高島みほ、ファクトリーガール:高橋真記子、ジベロット:史桜、マダム:井上珠美、少年1:楠見朋子、少年2:山京子、カツラ屋:亜久里夏代
何度目かのマチソワでした(A^^;。そして平日ソワレにきたのはこれが最初で最後。今期は大人ガブは観られないと思っていたのですが、いつの間にやら追加してました(笑)。その局田ガブなんですがホントに小さくってビックリ。歌声はキンキンしてて少し苦手だったんですが、動きなどもとても男の子でした。
今井バル:正直、苦手だな〜と思ってました。でも今回は前回気になった手の動きも少なく、またロングトーンも控えめで、個人的には好感触。何度もリピートして観たいと思うバルジャンではなかったけれど、1回観ただけで「合わない」と決めた自分を少し反省。あくまで私に合わなかったというだけなので、今井さんファンの皆さまお気に触りましたらすみません。今井バルといえば外人っぽいメリハリをはっきりさせたメイクが印象的だったんですが、プロローグの♪俺はジャン・バルジャン〜の歌い方(名乗り方)がオリジナルのコルム・ウィルキンソンにそっくりだなと思ったのは私だけ?
内野ジャベ:約1ヶ月ぶりに拝見したのですが、歌にいっぱいいっぱい感があった前回に比べ、余裕が出てきたのかお芝居の部分が細かくなっていたと思います。個人的にはバルジャン市長(マドレーヌさん)にバルジャン(人違い)が掴まったことを報告した後、立ち去る時に踵をパンッと鳴らしてさるのと、バリケード陥落後、バルジャンの行方を追う時に下水道に逃げた形跡を発見したのに蓋が重くて持ち上げられなかった時の悔しそうな演技が好き(細かいなぁ〜・笑)
吉野アンジョ:バリケードを駆け下りるスピードがアップしていてビックリしました(笑)。お声が辛そうだったのが少し心配です。
角川コンブフェール:開演前にキャストチェックを忘れてしまったのですが、今回初めて拝見しました。とても若々しい工場長さんでした。コンブ、クール、フイイの3役をこなされるのですが、フイイだけは日程が合わず観れそうにないのですが、クールフェラック役は拝見できる予定なので楽しみです。
KENTAROモンパルナス:今回、1番ビックリさせられました〜。何にビックリしたかというとスキンヘッドだったのです(ただしモンパルナス時のみ。学生役ではカツラをかぶってます)。でも闇夜でもピッカリ光る頭ではすぐに見つかっちゃいそうですけどね(^^;;。
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8月17(日)マチネ
本日のキャスト
バルジャン:山口祐一郎、ジャベール:高嶋政宏、エポニーヌ:新妻聖子、コゼット:河野由佳、ファンテーヌ:高橋由美子、マリウス:岡田浩暉、アンジョルラス:吉野圭吾、テナルディエ:駒田一、テナルディエの妻:森公美子
ガブローシュ:宮里 駿、リトル・コゼット:川井七星、リトル・エポニーヌ:塚田真依、グランテール:阿部裕、クールフェラック:泉見洋平、ジョリ:岡田雄一、コンブフェール:渡辺正、フイイ:中右貴久、レーグル:高野二郎、バベ:若泉亮、ブリジョン:岸祐二、プルベール:山名孝幸、モンパルナス:KAZZ、クラクスー:大江尚毅、買い入れ屋:浜崎真美、マテロット:石川ちひろ、ファクトリーガール:鈴木智香子、ジベロット:史桜、マダム:井上珠美、少年1:澤田祥子、少年2:浦壁多恵、カツラ屋:古川恭子
今回は今までに何度も観ているキャストが多く、アンサンブルも含めて前回(14日マチネ)と重なっているので、特に新たな発見ということもなく、割と淡々と(もちろん感動はしたんですけど)全体を観ていました。そんな中、逆の意味で印象に残ったお二方(^^;;。
高嶋ジャベ:演技が大げさすぎると感じました。特に『対決』の後、バルジャンに殴られ、気絶するまでが長く感じました。2幕の身分を偽って革命軍に参加しているときの年寄りぶりも笑ってしまいそうになりました。バリケードに戻ってきたジャベールに周囲の学生がことごとく手を貸してくれるのが可笑しすぎました。まさかレミゼで(宴会乞食以外の場面で)笑う日が来ようとは思いもしませんでした(笑)。
新妻エポ:プリュメ街でコゼットに挨拶された時に「あんたの為にやったんじゃないわよ」と言わんばかりに彼女をギロっと睨みつけるのが怖かったです。河野コゼも怯えきった表情してたし(そんな風に見えました)。個人的に苦手かも。
プリュメ街といえば、駒田テナの動きに目が釘付け。♪邪魔するつもりか、余計なこと言うなよ!とエポに近寄っていく時に音楽の♪タン、タン、タン、タン…と段々早くなるテンポと足の動きがピタリと一致していてまるで踊っているかのようでした。その時に向こう側に顔が見えないように上着で隠すのもツボでした。
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8月26(火)ソワレ
本日のキャスト
バルジャン:別所哲也、ジャベール:岡幸二郎、エポニーヌ:坂本真綾、コゼット:剱持たまき、ファンテーヌ:マルシア、マリウス:岡田浩暉、アンジョルラス:吉野圭吾、テナルディエ:三遊亭亜郎、テナルディエの妻:森公美子
ガブローシュ:局田奈都子、リトル・コゼット:永嶌花音、リトル・エポニーヌ:国分鈴可、グランテール:阿部裕、クールフェラック:角川裕明、ジョリ:岡田雄一、コンブフェール:渡辺正、フイイ:篠原功、レーグル:小林仁、バベ:阿部よしつぐ、ブリジョン:鈴木良一、プルベール:山名孝幸、モンパルナス:KAZZ、クラクスー:大江尚毅、買い入れ屋:杵鞭麻衣、マテロット:石川ちひろ、ファクトリーガール:鈴木智香子、ジベロット:宮菜穂子、マダム:荒木里佳、少年1:楠見朋子、少年2:山京子、カツラ屋:古川恭子
♪青山に行くか〜、♪帝劇に行くか〜とマリウスのごとく(笑)迷っていたんだけど、確実に当日券発売のあるレミを取った私を皆さまお許しください(爆)。
別所バル:演技と歌の表現のバランスが良くて、今日も私の涙腺を壊してくれました。ビックリしたのは裁判所の場面、 ♪さぁみんな良く見ろ俺は誰なのか〜 俺は24653!が24653〜!とラストが超高音になっていてビックリ。ロンドンオリジナルキャストと同じでした〜♪
エピローグではコーラスに耳をすませ、眩しそうに天を仰ぎ見るバルジャンに涙。決して神ではなかったけれど、苦悩し、それこそ血を吐くような思いをしながら必死に生まれ変わろうとした男の話だったんだと感じました。
岡ジャベ:眉1つ動かさず常に冷静に冷酷であったジャベールがバルジャンから逃され、また彼を逃してしまったことにより自らが崩壊していってしまう様に圧倒されました。もう少し時間があったならバルジャンに成り得たかもしれないジャベール。2人の運命を分けるものはなんだったのだろう、と岡ジャベを観た後は深く考えさせられます。
岡田マリ:初めて知った恋に夢中になっていく顔と、自由を勝ち取る為の学生としての顔。そのどちらもが違和感なく存在し、納得させられてしまう稀有な人柄(というか役柄)。期待に胸膨らませた表情が輝いていればいるほど、絶望に打ちひしがれた時の表情が胸に迫ります。
今日はエポが亡くなってからの落ち込み方が激しく、アンジョルラスに支えてもらってやっと立てるような状態(に見えたの)で、その後もバリケードの上で他の学生達からも慰められ、飲み物をもってきてくれた女の子にも気付かぬほど。そして最後はコゼットと唯一残された希望の光。コゼットを強く抱きしめる姿にはかつての少年のような面影はなく、凛々しさが増していたように感じました。
角川クールフェラック:先日のコンブフェールに続き初役でした。3人の中で1番大人っぽく「マリウスの兄貴的存在」に違和感無し。マリウスのファンとしては『民衆の歌』で行進しながら徐々にマリウスの側に来てくれるだけでも嬉しいです♪
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