レビューデラックス
満天星大夜總会
―THE STAR DUST PARTY―

作・演出:斎藤 吉正

作曲・編曲:高橋 城、吉田 優子、鞍富 真一

日程:2003年5月9日(金)〜6月22(月)

会場:東京宝塚劇場

主な配役(敬称略)

芸名(ふりがな) 愛称
和央 ようか(わお ようか) たかちゃん
花總 まり(はなふさ まり) ハナちゃん
伊織 直加(いおり なおか) 直ちゃん
水 夏希(みず なつき) ミズくん
椿火呂花(つばき ひろか) ゆうかちゃん
寿つかさ(ことぶき つかさ) スッシー
華宮あいり(はなみや あいり) あいりちゃん
遼河はるひ(りょうが はるひ) あひくん
速水リキ(はやみ りき) リキくん
彩乃かなみ(あやの かなみ) みほこ、かなみん
美羽あさひ(みわ あさひ) まさちゃん
感想
観劇日:6月17日(火) 13:30 〜 2階3列26番


全体的な感想としてはテンポが良くて珍しくアジアン(それも中華系)なショーで、とても楽しかったです。ただ、お芝居に続いてまた辛口になってしまいそうな予感(笑)。

直ちゃん(辞めちゃうなんて寂しいなぁ)の悲恋物の場面(第18〜第19場/異邦悲恋【いほうひれん】 かつての恋人に会いに来た連合軍海兵ジョー(直ちゃん)。恋人の涛麗(じゅれい・ゆうかちゃん)は娼婦に身を落とし、アヘンに溺れていたが、ジョーの優しい語りかけで正気を取り戻す。逃げ出そうとする2人の前に娼館の顔役が現れジョーとの決闘となる。やがて娼館は炎に包まれその中で命を絶つ恋人たち。命を絶つことで2人はやっと自由を手に入れるといった内容の場面でした)、ミズくんの誘惑(?)されちゃう場面(第16〜17場/星辰童話【せいしんどうわ】 星の少女(かなみん)が砂漠でサソリ達の餌食になろうとしていた。彼女の助けを求める歌声を聞いた星の青年(ミズくん)は彼女を助ける為にサソリたちと戦う。やがて流れる星の魔法により未知の力を手に入れた青年は少女を救い出す。しかしその瞬間少女は豹変する。実は彼女こそサソリの女王であり、青年は彼女のキスにより永遠の眠りにつくという場面でした)など、周囲の場面のインパクトに比べて肝心のトップさんの場面の印象が薄かったです。観終わった後、「たかちゃん、どんな場面があったっけ?」としばらく考え込んじゃいました(ーー;;)。たかちゃんはまさちゃんとの悟空と三蔵の場面(第7〜第8場/大聖悟空【たいせいごくう】 とある街にたどり着いた悟空がならず者達に弄ばれていたサンゾウを助けた。お互いにほのかな恋心を感じる悟空とサンゾウ。そして街を去る悟空の後を追ってサンゾウが現れ、2人で旅立つという場面でした。)があったけど、三蔵が口の不自由な少女の設定だったからデュエットがなくて残念。

デュエットといえば、上記のミズ君の場面で一緒に歌っていたかなみん(彩乃かなみちゃん)、襲われていた少女がサソリの女王に豹変した瞬間の迫力ある歌声がすごくよかった!最初は男役さんのカゲソロかと思いました。かなみんは意外と大人の女性の方が向いてるのでは…?(お芝居の今は娼婦だけど、主人公の幼馴染という役も良かったです)

あとは、ゆうかちゃん(彼女も辞めちゃうのT_T)の女役とかあいりちゃん(華宮あいりちゃん、彼女も…)の大きな大きな目とか、個人的にノーマークだったリキ(速水リキちゃん)の愛くるしい笑顔とか、久々の宙組に色々発見があって楽しかったです。その分、どうしても観慣れたトップさんの場面の印象がないのかな〜?

そして今回はこの感想ナシには避けて通れない(笑)、ハナちゃんによるHANACHANG(第5〜第6場/銀幕街頭【ぎんまくがいとう】 九龍の街を闊歩するスリの少女HANACHANG(ハナちゃん)。映画スター(ゆうかちゃん)に憧れる彼女がスカウトされ一躍アイドルに!ついには憧れのスターも彼女に跪くという場面でした)。パロディとして笑っていいのかしばし悩んでしまいました(笑)。これって新進に当てて微笑ましいわねーと(以下削除・笑)。

それにしても宙組ってやっぱり大きいなー(男役の身長の話です)。170cm台がゴロゴロいて、一番大きい子は179cm!168〜9cm(男役としては標準です)の人が小さく見える。あと、これだけはもう止めて欲しいと思ったのが、新進娘役に動物のキャラクターを与えて進行役にするのはロリータ趣味っぽくて好きではありませんでした。期待されている子が一目瞭然でいいのですが(笑)、以前の作品とあからさまな同じ手は作家としてどうなんでしょう(辛すぎますか)?

一番初めに書いた通り、全体の感想としては華やかで楽しいショーでしたので、今後も機会があれば宙組を拝見したいと思いました。


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