The Tap Show
Shoes On! 4
構成・演出:福田 陽一郎
演出アシスタント:川平慈英
音楽:崎久保 吉啓
振付:玉野 和紀・本間 憲一
出演(プログラム掲載順):
川平 慈英 本間 憲一 藤浦 功一 平沢 智 玉野 和紀
北村 岳子 田中 ちなみ 西條 三恵 高谷 あゆみ
日程 : 2002年12月20日(金)〜2003年1月5日(日)
会場 : 博品館劇場
感想
観劇日:1月5日(日) 14:00〜
K列22番
特に印象に残った場面をレポートしてあります。
毎年恒例の Shoes On ! 。今年は年末年始に渡っての公演で何とか千秋楽だけ観ることが出来ました。劇場に入ると去年と同じ何もないShoes On!の看板だけのステージ。違うのは下についている数字が3から4に変わった事ぐらい(笑)。今年も何が飛び出すかわからないワクワク感とともに客席につきました。
M1 ザッツ・ハウ・ユウ・ジャズ & M2 ザッツ・ハウ・ユウ・タップ
メンバー全員がダーク系のスーツ姿で舞台に勢揃い。曲に合わせて川平さんがメンバーを楽器になぞらえてご紹介。トランペットの真似をした藤浦さんが楽しかったです。歌から自然とタップへとなり、息の揃ったタップにオープニングからのめり込みました。その後の男性陣が残ってのタップ、皆さんカッコよかった〜〜!誰を見たらいいか迷っちゃう(笑)。
M3 ナウアデイズ〜ホット・ハニー・ラグ
客席通路を杖をつきながら歩く女性…遅刻した人かな?それにしてはずい分シャキシャキ歩くなぁ〜と思っていたら、おばあちゃんの扮装をした北村さんと高谷さんでビックリ!「今までの人生を楽しんできたけど50年もすれば全てが変わる。でも今も天国よ!」という内容の歌を歌いながらタップを踏んでいると(おばあちゃんなのでゆっくりなタップなのですが)、女性陣がダルマ衣裳で登場。北村さんと高谷さんも早替わりで登場でした。皆さん足が長〜い!
M4 A列車で行こう〜ハニー・コールに捧ぐ
玉野さんと本間さんのピッタリと息の合ったタップにただただ見入ってました。本当にカッコいい!途中で汽車が動いているような音になった時に「シュッ、シュッ」とか「ポッポーッ」とか2人とも言っていたのですが、それでもカッコいい(笑)!
M5 ポーリーとウォーリー/,。〜?!
平沢さん扮するウォーリーが登場し「大きな古時計」を歌い始めると、川平さんが同じような扮装で登場して途中で効果音を入れます。言葉で説明するのは難しいのですが、唇をブーッと鳴らしたり、舌打ちしたり…。川平さんお得意のドナルドダックの泣き声もありました(笑)。歌と効果音がピッタリはまると会場は拍手喝采!次の曲はアドリブだったのかな?確か川平さんが1曲歌って(曲は忘れちゃいました)、平沢さんが「ガッチャマンの歌」を歌ってました。最後は「ドレミの歌」の歌詞を変えて歌っておしまい!できない所もジェスチャーで伝え合う2人が可笑しかった〜。
M6 コラボレーション
バレエのレッスン風の音楽に乗って女性陣が登場して優雅なバレエ風の振りで踊ります。ところが途中でエプロンとかごを持つと、オバちゃんの集団に(笑)。「てんやわんやで大変!」と歌ってい(なぜかアクセントは関西弁)、「まずは魚屋さんへ」と歌うと魚屋さんに扮した玉野さんが登場!でも買ってもらえず魚屋さんはスゴスゴと退場(笑)。「次は八百屋さんへ」と歌うと玉野さんが八百屋さんに扮して再登場。前掛けには○囲みで『玉』の文字…。こういうこだわり大好き^^。玉野さんは長靴なのにしっかりタップ踏んでいてスゴイ!
M7 DATEOTOKO
藤浦さんと平沢さんの椅子を使ったダイナミックなダンスでした。2人ともすごくカッコよかったです。この公演、カッコイイを連発してますが、ホントに皆さんカッコいいんですよ〜。
M8 アイガットリズム
この場面は川平さん、藤浦さん、玉野さん、田中さん、西條さん、高谷さんの登場でした。昨年と振り付けは変わってない…かな?衣裳も同じ衣裳だったと思います(玉野さんのダンガリーっぽいシャツ&ネクタイ姿を見た時に「あ、去年と同じ…」と思い出しました)。
M10 リズム・ジャムセッション
ゴミ箱のようなプラスチックの箱を叩くバンドの方と玉野さんのタップのセッション。ただただ見入ってしまいました。バンドの方がリズムを刻むとそれと同じリズムを玉野さんが刻む…それだけなのに凄くカッコいい。会場からはもちろん拍手喝采!玉野さんのリードで会場もリズムの練習。中々合わなくて大変でしたけど楽しかった〜〜。
M12 マンハッタン・トランスファー メドレー
前場に出ていた川平さん以外の男性が白いスーツ姿で登場。リードボーカルは藤浦さん…だったと思います。続いて川平さん&女性陣も白いスーツで登場。どうやら合コンタイムという設定らしい。でも今回の出演者は男性5人x女性4人…。川平さん以外の男性陣が川平さんに「君の車でパーティーへ連れて行って欲しい」というような歌を唄って、その内に川平さんを先頭に後ろで4組のカップルが出来上がっていました(笑)。
M13 パペッツ IN BOYHOOD 初恋
「パラリラ、パラリラ・・・」という音で登場したのは田舎のツッパリに扮した3人(玉野さん、本間さん、川平さん)+優等生(平沢さん)。ツッパリグループと『なんとなく』いっしょに行動している優等生・・・という設定で、田舎なのでする事がないので、モンシロチョウを追いかけたりしています。優等生役の平沢さんは『なんとなく』が口癖で、ツッパリの夢が叶う事も、番長(藤浦さん)がどこにいるかも『なんとなく』わかるそうです(笑)。
優等生によると番長は裏山に『すかんぽ』を採りに行っているとのこと。『すかんぽ』というのは野山に生えている花で、好きな人に告白する時に一緒に渡す花だそうです。そして番長のご登場〜!一番長いリーゼントに学ランでした(ちなみにツッパリ役の皆さんは長いリーゼントのカツラと学ランでした)。村の寄り合いで馬鹿にされた番長は「これからのツッパリは頭も良くないとダメだ!」と提案し、『山手線ゲーム』で頭脳を鍛える事になりました(笑)。「世にも恥ずかしい罰ゲームが書かれた封筒があるぞ!」と番長はリーゼントの中から罰ゲームのかかれた封筒を取り出していました(笑)。
タップを踏みながらの山手線ゲームで、ゲームのお題は忘れてしまったのですが、最初のゲームの敗者は玉野さんでした。罰ゲームは右隣の人(本間さん)とのキスする事。次のゲームの敗者は本間さんで罰ゲームはなんと左隣の人(つまり玉野さん)の踵をなめる事!!3度目のゲームの敗者はまたも玉野さんで、罰ゲームは博品館劇場までのどうやって来たかタップで表現する事でした。時間がなかったのか「3倍速で!」と言われた玉野さんのタップ、凄く可笑しかったです。
4度目のゲームの敗者は本間さん。罰ゲームが書かれた紙を読み上げると…。なんとそれは番長が好きな女の子に宛てたラブレターでした。からかうツッパリ達でしたが、感動した優等生・平沢さんが自分の思いを打ち明けると、他のメンバーも次々と自分の思いを叫んでいました(笑)。最後はみんなで『すかんぽの唄』を歌っておしまい!
M14 ブラック・ブラック・ブラック
闇に浮かび上がるシルエット。黒い全身タイツを来た女性陣が白い帽子・ジャケット・手袋・ズボン・靴で踊っていたので、まるで透明人間が踊っているようでした。その後本間さんも登場したのですが、周囲から衣裳を脱がされ、最後は靴だけになってしまいました。最後は舞台奥の台の上で踊った後、恐らく手で靴を持ってタップを踏み鳴らしていました。ホントにその場に人がいるみたいな動きでした。
M15 ミスター・ボージャングル
前場で舞台上に残された靴(本間さんが台の上残したもの)にスポットが当たり、その奥そばで踊る人のシルエット(玉野さん)に向かって川平さんが歌うという構成でした。個人的には昨年の構成が好きだったので、ここは変えて欲しくなかったなぁ。
M17 タップ・メドレー & M18 スウィングしなきゃ
おなじみの Sing! Sing! Sing! や 43nd Street に始まり、チョット歌詞を変えた Tomorrow、 Big Spender などオールキャストで歌い踊ってとても迫力がありました。今回は川平さんのお遊びのボケはなしでした(笑)。
最後は全員で手にもチップのついた手袋をはめて、横1列に座ってタップ! ♪両手と両足揃えて動かそう お隣りとテンポ良く〜 と歌いながら(歌詞はうろ覚えですが)段々と速度を増していったのですが、皆さん息がピッタリでした。
玉野さんの "It don't mean a thing, It don't mean a thing ..." の声で始まる「スウィングしなきゃ」。この曲を聞くと「あぁ〜もう終わりなんだなぁ」と少し寂しくなります。相変わらずのハードナンバー&大迫力!
-カーテンコール-
M19 スウィングしなきゃ & M20 ザッツ・シューズ・オンズ・ウェイ
バンドの方達を紹介して、その後川平さんがキャスト1人ずつの名前を呼ぶと皆さん前に出てお辞儀をされるも、BGMがその人の目立っていた場面に変わるのも去年と同じでした。でも今回はそれぞれがとぼけたポーズをとっていてとても可笑しかったです。
そして『スウィングしなきゃ』のサビの部分からもう一度始まります。タップを踏みまくるところでキャストの皆さんで交代で One more Time ! といってまたタップを続けるのが何回かありました。
アンコールの2曲目はオープニングと同じ THAT'S HOW YOU JAZZ 最後は全員で「See you Next Time!」と言って終了でした。
もちろんカーテンコールが終わってもアンコールを求める拍手は鳴り止まず…。再び登場し『スウィングしなきゃ』をもう一度踊ってくれました。One more Time ! の掛け声を今度は客席にも聞き返してくれました。客席から 何度も何度も One more Time ! の声があがります。何回言ったか憶えてないくらい繰り返して、キャストの皆さんのビックリした顔が可笑しかった〜!もう何回もこの言葉を使っているのですが、とにかくすごい!カッコイイ!!
個人的には変更して欲しくない箇所もありましたが、今年も『あっという間の2時間』を過ごし大満足で劇場を後にしました。