ミュージカル ゴシック
薔薇の封印
−ヴァンパイア・レクイエム−
作・演出:小池 修一郎
作曲・編曲:吉田優子、鞍富 真一
日程:2004年2月6日(金)〜3月21(日)
会場:東京宝塚劇場
主な配役(敬称略)
役名 芸名(ふりがな) 愛称 フランシス・ド・ブロワ(プロローグ・第1話・2話)
アレクセイ・コルサフスキー侯爵(第3話)
アンドリュー・F・ジョーンズ(第4話)紫吹 淳(しぶき じゅん) リカちゃん ジェニファー・マッカトニー(プロローグ・第4話)
リディア(第1話)、ポーラ(第3話)映美 くらら(えみ くらら) エミクラちゃん ミハイル(第1話)、マダム・ノアール(第2話)
カイザー中佐(第3話)、マイケル・バートン(第4話)
コンシェルジュ、ジルの恋人)彩輝 直(あやき なお) サエちゃん ロバート(プロローグ・第4話)
フィリップ(第2話)、エミール(第3話)大空 祐飛(おおぞら ゆうひ) ゆうひ クリフォード(プロローグ・第4話)、ルイ14世(第3話) 霧矢 大夢(きりや ひろむ) キリヤン ピーター(プロローグ・第4話)、アンリ(第2話) 月船 さらら(つきふね さらら) さららん リルスキー(プロローグ・第4話)
領主ガブリエル(第1話)、レーム(第3話星原 美紗緒(ほしはら みさお) ホシさん カッサンドラ(プロローグ)、ディ・フラッソ男爵夫人(第3話) 五峰 亜季(いつみね あき) まゆみさん マリア(プロローグ・第4話)、マダム・ヘルガ(第3話) 夏河 ゆら(なつかわ ゆら) ユラさん レンフィールド(プロローグ・第4話) 光樹 すばる(こうき すばる) ウーちゃん サラ(プロローグ・第4話)、アンリエット(第2話) 紫城 るい(しじょう るい) ルイルイ ニコラ(第4話) 北翔 海莉(ほくしょう かいり) みっちゃん
感想
観劇日:2月29日(日) 11:00〜
2階4列3番
機材のトラブルがあったらしく、開場しているものの客席に入れず開演が少し遅れました。休憩時間に説明がありましたが(舞台装置の故障だったそうです)、初見の私には当然わからなかったのでノー・プロブレム(笑)。
1本物で2幕4話構成になっていたんですけど、展開が早く詰め込みすぎな印象を受けました。「会ったその日に恋に落ちる」というのは宝塚の恋愛物ではよくある手なんですけど(笑)、本人達だけでなく娘の親までが「是非、結婚して後継者に....」なんて言い出してビックリ。薔薇もどこにもでてこない(よね?)2話をなくしてその分1話をじっくりやって欲しかったです。
これがラスト・ステージとなるリカちゃんの踊り(3話冒頭のタンゴが素敵!)、人間じゃない役・不思議系をやらせたら天下一品(褒めてます)のサエちゃん、『太陽王』なキャラクターがはまってるキリやん(彼女の舞台はとことん陽性なのがイイ!)、ジゴロっぽい(のか?)ニヒルな雰囲気がよかったユウヒくんなどなど、男役さんたちは話が短い中にもそれなりに見せ場はありましたが(でも人物像はどうしても薄っぺらゴホゴホ)、娘役さんの見せ場らしき見せ場がなくて少し残念でした(辛)。面白い事は面白かったんです、とっても。ただ、ショートストーリーの連続なのでどうしても物足りなさが残ってしまいました。特にリカちゃんと一緒に退団するコモちゃん(美原志帆さん)が全然使われてなくてもったいと感じました。3部の時点で既にミハイルは薔薇を2つ手にしていたんだから、まゆみさんのハーフヴァンパイアの役をコモちゃんが一緒にやったらよかったのに。
さらにストーリーの上で気になっていたのが「薔薇を売らずにポーラたちはどうやって生活していたのか?!」という点。確か、ドイツを逃げる時に「これを売って暮らせ!」と言われてたと思うんですが.....。
ここまできてエミクラちゃんの感想がさっぱりないことに気付く(笑)。↑にも書きましたが、話が短くプツプツ切れちゃうので見せ場もなにもなく(言っちゃった)、しかもエミクラちゃん2話に出てないので余計に印象がないのかもしれません。1話は姫にしてはちょっと積極的過ぎるかなーと思わないでもないですが、ヒラヒラしているだけのお飾り姫じゃなかったところはよかったです。
このように本編には文句つけまくりですが、不覚にもフィナーレで泣いた私(笑)。りかちゃん・まゆみさん・コモちゃんの3人ダンスはあざといと思いつつも泣いてしまった。3人とも笑顔なのがよかったし、その後同時退団する他の娘役さんと少し絡むのもよかった。この場面だけでなく、2話のコモちゃんが綺麗で(3話はカツラがいまいち似合ってなかったです)。退団する時ってどうしてあんなにキラキラしてるんだろうっていつも思います。