2001年6月23日 ソワレ
Cブロック29番
本当は今日は仕事で観劇予定はなかったのですが、思いのほか早く終わり、当日券で観る事にしました。でもやっぱり行ってきてよかった!劇場に向かう途中フォルクス・ワーゲンを見たのが効いたのかな?黄色いフォルクス・ワーゲンでしたけど(笑)
今日は前回とちょうど向かい合わせのブロックでした。かなり横になりましたが、それなりにポイントもありました。
公演も4回目となり、井上君もだいぶ落ち着いてきたのか、セリフが初日より更に自然な感じになっていました。ホントに生き生きとしていました。
最初のモノローグで「中学生が学校でライフルぶっ放してるんだぜ!バンッ!」って言った後に「あははははは〜。」と笑う所はかなりキレた青年でした。
精神科医のカウンセリング受けるハロルドが、椅子に座ってぐるぐる回るところは足を前に放り出しているのですが、やっぱり長〜い足!そして見事に正面でストップ!(パチパチ〜)
サイド席でよかったことその1。お葬式に参列したハロルドがモードに話し掛けられる直前、一瞬恍惚とした表情を浮かべるのが見えました。恍惚っていうのとはちょっと違うかな…ワクワクしている高揚感と言う方がいいかもしれない。この表情は埋葬に参列している時にも一瞬見えました。
墓地に木を植えようとしていた所へ、神父様・ファーザーフィネガンがやって来ます。木を植える許可を取ったかと尋ねられて、これは「命にかかわる問題です」と答えるモード。「これはただの木じゃないですか」という神父様に対して、モードが「まぁ〜。なんて事!ハロ〜ルド行きましょ。」と言います。この時、「ハロ〜ルド」と呼ばれた時に「はいっ」と返事をする井上くん。テープの声が相手とは思えなかったです。それにしても、モードの「はろ〜るど」という呼び方。すごくかわいらしくて、ちょっぴりセクシーでとっても素敵です。カタカナで書くよりひらがなで書いた方がより感じが出るのはなぜなんだろう(笑)
サイド席でよかったことその2。アザラシを海へ逃がしたあとの海辺や、木を森に植え替えた後、しばらくモードとハロルドはおしゃべりをします。バスケットに付いている花を寝そべったまま取ろうとするハロルドの表情や、芝生に寝転ぶ時の表情が見えました。
そして、極めつけは逆立ちをしたモードの髪を直しながら「綺麗だよ」というハロルドの顔がほぼ真正面だった事。セリフももちろん素敵なのですが、髪を直す手がすごく綺麗で見とれちゃいました。そしてモードの頬に口づけるハロルドの表情も…
ラストシーンはハロルドが電話をかけるところはすぐそばでした。取り乱したハロルドの様子に、観ている私は息を飲んでしまいました。モードが息を引き取る所は、ハロルドの背中しか見えませんが、愛しい人が目の前で消えてしまいそうになる辛さ、悲しみ・嘆きは充分に伝わってきました。特にモードが「意思ある所に道がある」といった後、子供のように「(死んでは)だめ、だめ、だめぇっ」と叫ぶハロルドに胸が締め付けられそうになってしまいました。
モードが息を引き取った後、彼女を思って歌う、「Still in My Heart」は、 ♪僕だけの愛を見つけることを〜
がすごく伸びのある歌声でした。
〜 カーテンコール 〜
今日は新珠さんの肖像画が置いてある方向でしたので、肖像画に向かってお辞儀をする井上君の表情が良く見えました。少し唇が震え、今にも泣き出してしまいそうでした。そして、「本日は本当にありがとうございました。最後にモード役の新珠三千代さんに大きな拍手をお願いします。」と言って締めくくっていました。それでも鳴り止まない拍手にもう一度「ありがとうございました!」と言っていました。
やっぱり前回宣言したとおり(笑)、長いレポートになってしまいました。読んで頂いてありがとうございました。

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