座標平面上に点がある.線分に内分する点を
 とし,直線とする.
  点の座標を求めよ.また,直線の方程式を求めよ.
  2点を通る円の中心の座標をとする.円の半径をの式で表せ.
  直線の円との交点をとする.線分の長さが最小となるときの
  円の方程式を求めよ.
 
  だから,点の座標は,

 直線の方程式は,
  円の中心をとすると,点は線分
 垂直二等分線上にある.線分の中点の座標は,
  また,線分の傾きは,だから,
 これに垂直な直線の傾きはである.したがって,
 垂直二等分線の方程式は, つまり,

  よって,点とおけるから,
 円の半径は,
  円の中心から直線に垂線をおろした足を
 とすると,は弦の中点となるから,
 よって,が最小のとき,も最小となる.
 直線の方程式は,と変形できるので,
 は,点と直線との距離であるから,
 

 これより,
 = となり,のとき,は最小となる.したがって,
 このとき,も最小となり,線分の長さも最小となる.点だから,
  よって,求める円の方程式は,