は正の整数とする.次方程式の解がの範囲に,少
なくともつ存在するような最大のを求めよ.

 とおくと 
 とおくと 
 よって, 極大値   極小値
 したがって,方程式の解はの各範囲につずつある
 であるから,を満たす最大の正の整数を求めるとよい.
 
 よって ……@
 とおくと 
 とおくと 
 におけるの増減表は次のようになる.
   
 
 のとき 
 よって,不等式@を満たす最大の正の整数は,である.