すべての実数に対して,不等式が成り立つような定数の値の範囲を
求めよ.ただし,とする.

 とおくと,この関数の最小値が以上であればよい.
 
 とおくと, 
 より,
 以上から増減表を書くと,
   
 よって,のとき,極小かつ最小となる.
 ゆえに,
 であればよい.
   より,
 よって,求めるの値の範囲は,