曲線について

  …@を原点の周りに回転した図形を考える.

 下図のグラフは実数平面であるが,いま複素数平面上にあると考えて
 点を原点の周りに回転した点をとおくと,
 
 逆に,点は原点の周りに回転した点がとなるから,
 
 実部と虚部を比較して,

 この式を@に代入すると,
 分母を払って両辺を乗すると,
 

  さらに,両辺を乗すると,
  
  よって,…Aという放物線になる.

 したがって,もとの図形@も放物線Aを原点の周りに回転した図形となり,
 放物線であることがわかる.