宮崎県山之口町の崩壊

 

2005/10/17 暫定第2版)

九州大学大学院 農学研究院 森林保全学研究室

 

 

 崩壊部の水平長さ約83m、下部幅約22m、勾配約33度、滑落崖最大高さ約9.5m、(深さは最大15m程度)。流下長さは約180m程度。等価摩擦係数は約0.275と算定できる。南西向き斜面で発生。

 すべり面は阿蘇起源の火砕流堆積物もしくは火山灰層と見られるが、詳細は今後の調査が必要。

 周辺の植生はスギ人工林で、樹高さは約16m程度であった。

◇ この崩壊ですぐ下方の人家が巻き込まれ1名が死亡、国道がしばらくの間通行不可能となった。

 

崩壊部の写真

 

Up Dated on 17/Oct/2005 

TOP