●Communication/FLYING KIDS
3回目にして日本人アーティストを登場させてしまいます。えっと、同世代のテレビっ子はみんなよくご存知だと思うのですが、今回のアルバムは10数年前、『イカすバンド天国』略して『イカ天』なるオーディション番組全盛期にこの番組からプロデビューしたFLYING KIDSのアルバムです。この番組は出演するアマチュアバンドのレベルもまちまちで、審査基準も審査員によって随分違うなーと思うような番組だったのですが、当時ビッグバンドに入ったばかりのなかむらは、やっぱりコンボも好きで、その中でも大きい編成のバンドに魅力を感じていたのです。FLYING KIDSは管楽器なしで7人編成。しかもメインヴォーカルの浜崎貴司のキョーレツな個性にばっちり引き寄せられてしまったわけです。彼独特のその風貌、その声、そして彼の作り上げる歌の世界。なんていっておきながら、このアルバムは狙って買ったわけじゃなく、なんとなく買いしたもの。それでも時折引っ張り出してちょっとイイ気持ちになってた程度。このバンドと出会ってもわたしはなんだかんだといって洋楽方面の方が忙しかったので、しばらくFLYING KIDSの行く末を知らなかったのです(当時FLYING KIDSはそこそこ売れていたのですが現在は解散して、浜崎はソロ活動をしているそうです)。ところが昨日聴いていたFMの放送から流れてきたのがこのアルバムに収録されている「風の吹きぬける場所へ」という曲。あまりの懐かしさに、このところ更新を怠けていたこのページに載せてしまったというわけです。
そういえば、この夏なんかの女性誌の扉ページのエッセイに小泉今日子さんが浜崎さんとご飯を食べに行ったネタを書いてたな。なんだか、そこからちょっとずつ思い出してた気がする。ちなみにその昔FLYING KIDSは小泉さんのカップスープかなんかのCMソングになっていた「いーじゃん」って曲に参加してたね。
ここからこのアルバムに収録されている「星屑のふたり」のサビ部分が映像つきで聞けます。「星屑の二人」 |